今まで三日坊主になったことがない人はいるのでしょうか?
毎日の生活に追われて、新しいことを始めるのはなかなか難しいものです。
高田川
片男波

家にいる今だからこそ、始められることもあるはずだよ
今回は三日坊主にならない方法を考えてみましょう。
目次
三日坊主になる理由は?
いつも「頑張るぞ」と言っては、三日も続かないと自分を嘆いて、チャレンジすることさえも諦めてはいませんか?

三日坊主は、脳の働きが原因の一つだと知っているでしょうか?
脳は現状維持が好き、やる気だけでは続かない
人の脳には、”現状に危険がない良い状況である”と認識すると、その安定している状態を保とうとするシステムがあります。
つまり、安全な現状が維持できれば、脳は満足するのです。

自律神経や体の機能を保つ為にも働いているので、必要不可欠なシステムだけど、新しいことを始めようと試みる心にも作用してしまうの
片男波
高田川
新しいことへのやる気やコミットを見つけても、日々の中に飲み込まれては意味がありませんね。自分を騙すつもりで、今の安定しているだけの毎日から抜け出しましょう。
三日坊主にならないために!
人によって、やり方は様々でしょう。
自分が続けやすいきっかけを探すことがポイントです。まずは、1週間どのように続けるかを考えてみましょう。
目標をきめて言葉と紙で表現しよう

人にやる気を伝えたり、相手に報告するようにすると続けやすくなりませんか?

SNSで発信したり、 友人と一緒に目標を出し合っても良いね
高田川
人や自分自身に伝えて、責任を持って結果を出したい時に有効です。
まずは、目標を発信しましょう。
ハードルを下げて始めよう

○kg痩せる!と目標を立てても、大きなハードルを超えるまでは、たくさんの壁が立ちはだかります。ひとつひとつのハードルを低く設定してクリアを目指しましょう。
まずは今日できること。
- おかずから食べる(関連記事を見る)
- 外に運動のために出る
- まずは5分でもいいから歩いてくる
- タイマーをかけて同じ時間に運動のためにマットを敷く

何かを始めるきっかけを頑張って作ったら、せっかくだからとやり始める自分がいるかもしれないよ
毎日の習慣になる様に、ひとつひとつのハードルを下げて始めてみましょう。
できたことリストをつけよう

朝から1日できたことを書いてみましょう。
- 朝時間通り起きることができた
- 運動の時間をす少し取ることができた
- たくさん笑った
- ありがとうを伝えることができた
- 夕飯が美味しかった
徐々に運動やダイエットで気をつけていることも書いてみましょう。

脳は楽しいと思うとドーパミン(ホルモン)を分泌するので、メモを取りながら楽しかったことを思い出すと効果的だよ
ドーパミンを出すことで、脳をだまし、楽しい=続けたいと思うように切り替えてあげます。
オンとオフをつける

毎日頑張って続けていても、突然の雨や友人との約束など中断しなければならない時があります。

できなかったことを深く考えるのではなく、今日は他のことができたと喜ぼう
オンとオフをはっきりとすることで、また楽しかったことをやろうと考えることができるのです。
運動やダイエットの目標は、できる日にこそ楽しんで行うことが重要です。
お家で自分の時間がある今だからこそ続けやすいと言えるでしょう。
運動をつづけるコツ
脳をだましながら、やる気をだす為に、運動が一番続けやすいものだということをご存知でしょうか?
運動こそ続けられないという方も多いかもしれませんが、体の作用を利用して習慣化させやすいことが証明されています。
運動はドーパミンとセロトニンがでるので習慣化しやすい
適度なリズム的な運動は、体を刺激し、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質が分泌されます。運動で幸福感を得られるので、脳が良いことを続けたいと思うようになるのです。
まさに、ウォーキングなどのリズム運動は習慣化することが楽な行動と言えるでしょう。

食事も同様に、食べることが楽しいと感じる時間を増やすことで、脳が続けたいことと認識させてあげることが重要だよ
食べているときは、味わいながら楽しみましょう。
有酸素運動はリズム運動、疲労回復に役立つ
体は、筋肉に溜まっている乳酸を素にエネルギーを作り出す仕組みも備えています。筋肉疲労は、やる気が落ちる原因にもなるので、うまく有酸素運動を取り入れたいですね。
有酸素運動を長時間行うと、筋肉を動かすのに必要なATP(アデノシン三リン酸)が失くなってきます。体には、ATPを作る方法がいくつかあります。その一つに乳酸をグリコーゲンの材料にする働きがあるのです。

無酸素運動で体に溜まった乳酸を、有酸素運動で解消できるということだよ
運動を続けやすい仕組みになっていると思いませんか?
大きなゴールと小さなゴールで習慣化しよう
続けていく上で、ゴールの設置は必要なことですね。
ダイエットのように、半年後、1年後を想像する目標の場合、遠い大きなゴールでは、毎日何を頑張ったら良いか見失うこともあります。

そこで、ゴールを決めたら、逆算して、1ヶ月後にできること、さらに1週間でできること、毎日何ができるかを考えてみよう
小さなゴールを目標にすれば、毎日ひとつクリアをして、嬉しいことがひとつひとつ積み重なります。大きなゴールがだんだんと近くなってくることを実感できるでしょう。
あなたも三日坊主にならずに
「続けるコツ」脳や体の仕組みを利用して、頑張りやすくしてあげることができると解りました。三日坊主にならずに、楽しみながらできる良い機会です。

自宅待機が終わった頃に、仕事場できれいになったねと一言言わせてみたくなりませんか?
高田川



