あまりに美しい洋館にうっとり!三菱財閥ゆかりの「旧岩崎邸庭園」は見どころいっぱい

建物と敷地全体が重要文化財に指定されている、旧岩崎邸庭園。三菱財閥ゆかりの邸宅は、あまりの美しさに思わずうっとり。何度来ても楽しめるので、リピーターの多い人気スポットです。

美しい洋館や季節の花々が楽しめる庭園、スイーツが楽しめる和館など、みどころいっぱい。「湯島」駅徒歩3分とアクセスばっちりな立地にもかかわらず、まるで別世界を訪れたような気分を味わえますよ。一人で訪れる人も多く、おひとり様でも気兼ねなく楽しめます。

この記事では、旧岩崎庭園の見どころやおすすめスイーツ、見学時の注意ポイントなど詳しくご紹介します。

数々の名建築を手がけたコンドル設計!細部までこだわった美しい洋館

出典:旧岩崎邸庭園公式Twitter

三菱財閥初代の岩崎弥太郎が購入した住まいを、1896年に三代目の久弥が洋館・和館の邸宅に建て替えた邸宅が、現在の旧岩崎邸のもととなっています。

実は旧岩崎庭園の土地は、かつて岩崎家が使用していた土地のごく一部。かつてはテニスコートや厩舎などもあったそう!岩崎家のお金持ちっぷりがすごいですね~。

洋館を設計したのは、イギリス人建築家ジョサイア・コンドル。数々の明治期の名建築を手がけたコンドルは、三菱財閥と縁が深く、日本初のオフィスビルである「三菱一号館」もコンドルの設計なんだそうです。

洋館は木造二階建てで地下室付き。塔部分のてっぺんには風見鶏があしらわれており、エレガントな外観だけでもうっとり。17世紀初頭の英国のジャコビアン様式をはじめ、ルネサンスやイスラム風のモチーフなど複数のスタイルを取り入れつつも、調和がとれているのが特徴です。

玄関のステンドグラスや大理石でできた暖炉、花形の傘が可愛らしいライトなど、すみずみまでこだわってつくられており、洋館そのもののがアートのよう!1階のベランダには、イギリスの老舗食器ブランド・ミントン社製のタイルが敷き詰められていて、エキゾチックな雰囲気です。

西洋のデザインがメインですが、日本刺しゅうが施された布張りの天井や日本独自の金唐革紙(きんからかわし)の壁紙といった、和のモチーフも取り入れられています。

どこもかしこも美しく、見ごたえたっぷり。建物の中を歩いているだけで、優雅な気分に浸れます。かつて岩崎家の人々やゲストたちが過ごした様子を想像しながら見学するのもおすすめです。

また、洋館と合わせて見たいのが別棟の撞球室。洋館と同じくコンドルの設計で、スイスの山小屋風の可愛らしい建物です。ビリヤードをする建物があるなんて、さすが超上流階級!当時は紳士淑女の社交の場として活躍していたんでしょうね~。

実は撞球室と洋館は地下通路でつながっているのですが、通常地下通路は非公開。毎月第2木曜日には、地下通路と撞球室を案内する庭園ガイドがあるので、ぜひ参加してみましょう!

四季折々の自然と洋館の組み合わせが最高すぎる!

出典:旧岩崎邸庭園公式Twitter

春は桜、夏はアジサイ、秋はもみじと四季折々の自然を楽しめるのも旧岩崎邸庭園の魅力。桜を眺めながら芝生に設置されている白いベンチでのんびりしたり、洋館のベランダから赤く色づいたもみじを鑑賞したり…と一年中違った楽しみ方ができます。

日本屈指の美しい洋館と、四季折々の自然は、眺めているだけで心が洗われるよう。季節を変えて何度でも訪れたくなります。

また、年間を通して開催されるさまざまなイベントも要チェック!コンサートやライトアップ、限定フードの販売など、楽しい催しがめじろ押しです。

特におすすめなのが、コンサート。岩崎家の人々が室内楽を愛していたことにちなんで、洋館内で開催されることも多いそうです。こんな素敵な洋館で音楽を聴けるなんて、とっても贅沢な体験ですよね。

贅沢過ぎるカフェタイム!和館でスイーツを楽しもう

出典:旧岩崎邸庭園公式Twitter

見学に疲れたら、おいしいスイーツで一休み。和館にはお茶席があり、広い和室でのんびりとカフェタイムを満喫できます。抹茶とお菓子の抹茶セットやアフォガード(アイスクリームやジェラードに飲み物をかけて食べるイタリアのデザート)などメニューも充実していますよ。

おすすめはアフォガード。岩崎家と縁のある小岩井農場の牛乳で作ったアイスを使っており、めちゃくちゃおいしいです。エスプレッソのほろにがさと、アイスのフレッシュな甘みがたまりません。

もちろん、和館の建物自体も魅力たっぷり。書院造を基調とし、床の間やふすまには、明治期を代表する日本画の巨匠・橋本雅邦が下絵を描いたとされる障壁画などが残っています。

見どころいっぱいの旧岩崎邸庭園!見学のポイント

ご紹介したように旧岩崎邸庭園には、見どころがいっぱい。より楽しく見学するためのポイントを2つご紹介します。

(1)平日に行く

人気の観光スポットなので、土日祝は混雑気味…。さらに、土日祝は館内の写真撮影が制限されています。平日なら人が少なくてゆったり見られますし、ほとんどのスポットで撮影OKです!

(2)夏は熱中症対策必須

旧岩崎邸庭園の建物には、残念ながら冷房がついていません。また、貴重な建物を守るために、館内で飲み物をとることもNG。建物に入る前にたっぷり水分をとるなど、熱中症対策を徹底しましょう。

旧岩崎邸庭園は、東京の洋館のなかでも特におすすめ。ぜひ、美しい洋館で贅沢な時間を過ごしてください。