フリマアプリ業界で最もユーザー数の多い人気アプリ「メルカリ」。みなさんも一度は利用を検討したことがあるのでないでしょうか?
実は、メルカリでは同じ商品を出品していても、すぐに売れる場合となかなか売れない場合があります。その違いは一体なんだと思いますか?
答えは、「写真」と「商品説明」の違いです。

そこで今回は、メルカリで出品する際に特に押さえておきたい、出品写真を撮影するコツについて紹介するよ
これを押さえておけば、これまで売れずに残っていた商品にも買い手が見つかるかもしれません。ぜひ、ご自身の撮影した出品写真と見比べながら読んでみてくださいね。
売れる商品写真を撮影するコツ
それでは、さっそく売れる商品写真を撮影するコツについて解説していきます。
大きく分けて、撮影のコツは3ステップに分けられます。
- 撮影環境の整理
- 撮影の基本
- 撮影後の一手間
の3つです。順番に見ていきましょう。
撮影環境の整理
- カメラはスクエアに設定しておく
- 明るい場所を探す
- 背景はシンプルで商品と被らない色にする
- 余計なものが映らないかを確認する
まずは、撮影する環境を整えましょう!
カメラは、メルカリに出品する際の基本の形「スクエア」に設定しておくと出品の際にもスムーズなのでおすすめです。

また、撮影はお昼の明るい時間帯に行うのがおすすめです。特に、色味をきちんと出したい商品の場合は、部屋の照明を消して日の当たる明るい場所で撮影すると綺麗に色味が出ますよ。

照明の光で撮影すると、写真の色味が青白っぽくなり綺麗に写らない場合も少なくないのです

撮影場所が決まったら、商品の背景を決めましょう。背景は極力シンプルにし、商品の色と被らないようにすると商品が写真映えして見やすくなるのでおすすめです。机の上や、部屋の壁などを上手に活用してみましょう。
最後に、撮影する範囲に余計なものがごちゃごちゃと写ってしまわないかをチェックします。

生活感を出さないように、できるだけ清潔感を意識してみよう
これで撮影環境の準備は完了です!
撮影の基本
- 商品のコンディションを整える
- 手ブレに気をつける
- 1枚は商品の全体が見えるように撮影する
- 新品、未使用の場合はタグや袋などは外さずに撮影する
- 問題がある箇所はその部分も撮影する
準備が整ったら、いよいよ撮影です!
まずは、撮影する商品の状態をよく確認して、整えられるところを整えます。形を整えたり、シワを伸ばしたり、出来るだけ写りが良くなることを意識して行いましょう。

撮影の際は、手ブレに気をつけてくださいね。

写真がブレているだけで、ガサツな印象を与えてしまいかねないので
そして、実際に撮影する際は少なくとも1枚は商品の全体が写るような構図で撮影します。その方が商品の全体の印象が分かりやすいためです。

例えば、こちらのネックレス。アップで商品を印象的に写すだけでなく、もう1枚全体を写した写真を入れるだけで、チェーンの長さが分かりより商品のイメージがしやすくなりますよね。
また、商品が新品の場合はタグや外装はそのままで撮影しましょう。購入者に未使用であることをアピールできます。

こんな感じでタグはつけたままにして、さらに本体の他に商品が入っていたケースなどもある場合は、そちらもしっかり写真に載せた方が使用していない印象を強くすることができます。
逆に、出品物が中古商品でどこかに欠点がある場合は、その部分もきちんと撮影しておきましょう。

その方が、後々のトラブルを避けられるし信頼にもつながるよ

このように、少しでも傷や使用感が感じられる部分を撮影して、予め購入者が問題を把握できるようにすると親切で丁寧な印象を与えることができます。
撮影後の一手間
- 実物の色や雰囲気に極力近づける
- 撮影した写真が暗い場合は明るめに加工する
- 写真は加工しすぎない
撮影が終わったら、最後に撮影した写真を確認してみましょう!
そして、必要であれば写真の印象をできるだけ実物に近づけるように加工します。

あまりにも色味が違っていたり、暗くて見えにくい写真では商品の状態が伝わりにくいのでね
ただし、加工のしすぎには要注意です。あまりにも加工されていると、何かを誤魔化して撮影しているように見えたり、実物と違ったとトラブルになったりするケースがあるためです。
例えば、以下の写真を見比べてみましょう。
実物に最も近いのが右側の写真です。真ん中、左側の写真を比べてみるとどうでしょう?真ん中は色味が違いますよね。蛍光灯の下で撮影すると、このような青っぽい色味になりやすいです。
左側の写真が暗くて見にくいですね。このような写真になってしまった場合は、色味や明るさを加工で調整して実物に近づけてから出品するようにすると見やすくて親切です。
使用する写真の注意点
- 著作権に関わるような画像の転載はしないこと
- 他人が使用している商品画像を使用しないこと
最後に、使用する出品写真に関しての注意事項もお伝えしておきます。
まず大前提として、出品写真には基本的に自身で撮影した写真を使用することをおすすめします。実際、メルカリにはネットから引用した写真を使っている方や、他の出品者が使用している写真を勝手に自身の出品写真に使用している方をよく見かけます。
しかしながら、これらの行為はどちらも事務局に訴えられたり通報されたりしたらペナルティを受けかねません。

面倒でも、一枚一枚しっかりと自分の手で撮影しよう
まとめ
さて、今回はメルカリで売れる出品写真を撮影するコツについてお話ししました。
カメラ撮影の技術に関しては追求してしまうと本当にきりがないですが、今はスマートフォン一つで、誰でもプロのような写真に加工できる時代です。これまで上手に撮影できなかった方も、今回のコツを生かして撮影すれば、きっとより多くの方に商品を見てもらえるようになるはずです。

メルカリでなかなか商品が売れないという方は、ぜひこれを機に出品写真を見直してみてはいかがでしょう!