新型コロナウィルスの影響でストレスが溜りがちの方は、暇な時間に絵本を読んでみてはいかがでしょうか。
活字の本よりも気楽に読めますし、可愛い絵や優しいストーリーのものが多く、気持ちがほっとするような作品がいっぱいあります。

この記事では、人気の絵本のなかでも、絵もお話も癒し系な作品を4つ紹介するよ
高田川
からすのパンやさん(かこ さとし)
可愛いカラスの一家がつくる、ちょっと変わったパンがとにかくおいしそうな絵本です!
千本以上の木が生い茂る、カラスの町・いずみがもりに、カラスのパン屋さんがありました。パン屋さんの家では、4匹の赤ちゃんカラスが誕生。赤ちゃんの世話とパン屋さんでのお仕事に、カラスの夫婦はてんてこ舞いの日々を送るのですが…
片男波
高田川
きつねパンやじどうしゃパン、ヨットパンなど変わった形のパンがずらりと並んだページは、眺めているだけで楽しい気分になります。一つひとつこだわって描かれているので、ぜひじっくり見てみてください。
また、カラスの一家のほのぼのとした感じも素敵です。赤ちゃんカラスがすくすく育つ様子もとっても可愛いですよ。

ふかふかのパンを食べた時のような、幸せな気分になれる一冊だよ
アレクサンダとぜんまいねずみ(レオ・レオニ)
『スイミー』や『フレデリック』などの絵本で知られる、世界的な絵本作家レオ・レオニの名作。表紙のねずみの可愛さに胸キュンです…!
人間たちに嫌われるねずみのアレクサンダは、人気者のおもちゃのぜんまいねずみがうらやましくてたまりません。ある日、アレクサンダはどんな願いもかなえてくれる虹色のとかげと出会って…。
高田川
片男波
私は小学生の時に国語の教科書で読んで以来、何度も読んでいるのですが、そのたびにちょっとずつ新しい発見があります。
千代紙を使ったカラフルなコラージュで描かれた、独特の絵柄もとっても魅力的!ぱらぱらめくるだけでも、アートのように楽しめます。

じんわりと心にしみるような、優しさにあふれた絵本だよ
バムとケロのにちようび(島田ゆか)
島田ゆかの傑作絵本シリーズ「バムとケロ」の第一作!あったかい気持ちになれる作品です。
せっかくの日曜日なのに、お天気は雨。犬のバムはのんびり読書をすることに。読書タイムを楽しむために、まずはカエルのケロちゃんのお部屋を片付けることからスタートするのですが…。
この絵本では特別なことは何も起きません。
高田川
世話焼きでしっかり者のバムと無邪気でおてんばなケロちゃんのやりとりが、とにかく微笑ましくて楽しいです!バムがケロちゃんに若干振り回されてる感じがたまりません。
お部屋の描写にも要注目!家具や小物など細かいところまで丁寧に描きこまれていて、その一つひとつがとっても個性的でキュートなんです。お部屋のなかには、シリーズでおなじみの可愛いサブキャラたちの姿があちこちに。

シリーズを通して読むと「あ!こんなところにあの子が」なんて楽しみ方もできるね
シリーズは今のところ5冊まで出ているので、自粛期間中にじっくり全部読むのもおすすめです!
ぐりとぐら(なかがわりえこ、おおむらゆりこ)
子どもの頃に憧れた、あのカステラに再会!『ぐりとぐら』は、大人が読んでもおいしそう&可愛い絵本です。
赤と青のとんがり帽子をそれぞれかぶった、双子の野ネズミ、ぐりとぐら。仲良しの二人は料理が大好き!いつものように、森の奥に食材を探しに出かけます。木の実を拾った後に、道の真ん中で大きな卵を発見!二人は外でカステラづくりを始めます。
1963年の出版以来、子どもたちに大人気の『ぐりとぐら』。
片男波
小さいころに、憧れた人も多いと思います。
高田川
大きな卵を運んだり、カステラの生地をつくったり、一生懸命お料理をする二人が可愛いくて、ほっこりした気分で読めます。普段は自炊をサボりがちなのに、読んでいると、なんだか料理がしたくなってくる不思議…!

出版社の公式ホームページにレシピが載っているので、絵本を読んだ後にカステラづくりをするのもおすすめだよ
まとめ
ご紹介した4作品は、どれも本屋さんやネットですぐに手に入るものばかり。ギフトにもおすすめですよ。

おうちでのんびり絵本を広げて、リラックスタイムを過ごしませんか?