The Sandboxのボクセルアートを作ろう!VoxEdit(ボックスエディット)の始め方

メタバースの本命!?The SandboxとVoxEdit

みなさん、こんにちは。

このページではThe Sandbox(サンドボックス)で使えるボクセルアート作成ソフトVoxEdit(ボックスエディット)についてご紹介します。

ボックスエディットはサンドボックスのサイトより無料でダウンロード&利用できます。

サンドボックスはメタバース(仮想空間)上で遊べるマイクラのようなゲームです。スクエニやソフトバンクなど日本の有名企業も出資していて、メタバースの本命と言われるほど注目されています。

そのサンドボックスが提供しているボックスエディットでは誰でも簡単にキャラクターや物・世界の3Dデータを作ることができ、またそれを販売して収益を得ることもできます。

NFTゲームやブロックチェーンゲームとも呼ばれる新しいゲームの形として期待されているゲームです。

ボックスエディットとは?

ボックスエディットはゲームのアイテムやキャラクターデータを作成するために設計された3Dモデリングとアニメーションのプログラムです。

モデリングとアニメーションシステムが融合して1つにまとまっているソフトはあまりなく、初心者にもわかりやすいとても便利なエディターです。

データを作ったら下記画像のようなゲーム上のプラットフォームで販売することや、クリエイターが作ったデータを購入することが可能です。

ボックスエディットは完全に無料で使用でき、個人・商用を問わず、どのようなプロジェクトにも使用できます。

(Blenderでレンダリング、Unityでゲーム用のキャラクターアニメーションを作ることも可能)

ボックスエディットはボクセルと呼ばれる立方体を用いて3Dモデルを作成します。

人気ゲーム「マインクラフト」をイメージいただくとわかりやすいかと思います。

ボックスエディットの始め方

VoxEdit をインストールするには、Sandbox.game にアクセスし、左側にある作成(create) タブをクリックします。

画面中央付近に表示される真ん中のタブ「VoxEdit 」を選択し、下部に表示されるダウンロードボタンをクリック

他のタブ「Game Maker」「アバター」についてはまた別の記事でご紹介します。

選択後、WindowsまたはMacOS用のダウンロードを選択します。

VoxEditを使用するには64ビットシステムが必要で、特にAMDカードをお持ちの方はGPUドライバーを更新することをお勧めします。

(必要なファイルは内部にバンドルされていますので、Javaのダウンロードやアップデートはもう必要ありません)

ダウンロード後は、PC上で圧縮フォルダを解凍し、プログラムを好きな場所に展開だけです。

アプリケーション「VoxEdit」を選択するとソフトが起動できます。

※Windowsから警告が出る場合

“More info “をクリックして “Run anyway “で実行できます。

※Macの場合、インストーラーパッケージから実行できます。最近、Appleはサードパーティアプリに厳しくなっています。

そのため、システム環境設定のセキュリティ設定を開き、プログラムの実行を許可する必要がある場合があります。

VoxEditのヘルプ専用のチャンネルがありますので、もし行き詰まったら、説明にあるリンク先のSandboxの公式Discordサーバーを訪れてください。

ボックスエディット内の概要

左側にはいくつかのタブがあります。

ニュースタブにはいくつかのリンクがあり、新しいアップデートが表示されています。

VOXEDITのTOP画面

Emailですぐに情報を受け取ることができるニュースレター登録があります。

アーティストのためのガイドラインは、「The Sandbox」のほとんどの体験と連動するようにデザインされたアートワークの作り方を説明した、役に立つドキュメントです。

マーケットプレイスへのリンクは、誰でもボックスエディットで制作されたデータを売買ができるサイトです。

「モデラー」タブはASEETと呼ばれる3Dモデルを新しく開始する場所です。

新しいアセットを作成、ファイルを開く、VOXのインポートを選択できます。

ファイルを開くでは、MagicaVoxel の .vox ファイルを選択し、VoxEdit の .vxm フォーマットに変換することができます。

左側にオブジェクトを構築するためのツールバー、上側に様々な機能を持つメニュー、右側にマテリアル設定とカラーパレット、下側にツールチップがあります。

モデラーの制作画面

中央にワークスペースがあり、プログラムのバージョン番号が表示されています。

グリッドまたは既存のボクセルを左クリックすると、選択したツールを使用できます。

altキーを押しながらマウスを動かすとデータが移動され、マウスの右クリックでカメラを回転させます。

ミドルクリックでカメラをパンし、マウスのスクロールホイールでズームイン・ズームアウトします。

ホームボタンをクリックすると、ウェルカムスクリーンに戻ります。

※モデラーの詳しい操作方法は下記の記事などをご参照ください。

初心者向けThe Sandbox/VoxEdit(ボックスエディット)の基本操作/モデラー編 初心者向けThe Sandbox/VoxEdit(ボックスエディット)の基本操作/テンプレート編

「アニメーター」タブには、テンプレートが用意されています。

クリックすると、新しいプロジェクトフォルダを作成するように促されます。
(アニメーションのプロジェクトは、競合を防ぐために、独自のフォルダを持つ必要があります)

スケルトン構造の確認、アニメーションの再生、モデルの編集ができます。

鉛筆のアイコンをクリックするとモデラーで.vxmが開き、ホームボタンをクリックするとアニメーターに戻れます。

下部にはタイムラインがあり、「攻撃」や「話す」など予め用意されたアニメーションを設定することができます。

アニメーター、ブロックなどその他のエディターについては後日説明の記事を用意する予定です。

最後までご覧いただきありがとうございました。